スポーツ切り込み隊長

はじめまして このブログは主にバスケットボール・野球などの試合を戦評をし共有していくブログです。多少偏った意見かもしれませんが個人の意見として受け止めてください。

東京オリンピック2020 バスケットボール女子 決勝 日本対アメリカ

こんばんは

2回目の投稿はもちろん女子決勝です。

 

初の決勝で負けてはしまいましたが

初メダル🥈

おめでとうございます🎊

 

勝てる試合だったのか、やりようがなかったのかで言えば私の意見は、勝機がなかった訳では無いと思います。

 

敗因は様々な要因があると思います。

などなど

1Qの硬さは強靭なメンタルの持ち主でないと初めての決勝の舞台をこなすのは難しいと思うので、今回をいい経験としてバリ大会やワールドカップ等で期待したいと思います。

そんな中2Qの本橋の3Pは気持ちがこもっていました。

 

インサイドの決定力はフランス戦で調子良かった赤穂がブロックされて攻めれなくなってしまいました。結局高田のポストプレーとガード陣の切り込みがペイントアタックの攻撃パターンでフォワード陣のアタックはほとんどありませんでした。

結局3Pに頼ることになるが決まらず・・・

特に若い赤穂や馬瓜やオコエはもっともっと1on1を鍛える必要性を感じました。

 

インサイドの守り方は3Q4Q非常に効き目がありました。しかしインサイドのチームディフェンスに関してはもっとベンチメンバーの機動力と頭脳が必要だと思いました。どこで挟むのか、その後のパスの出し所はどこなのか、チームで取った得点の後の不用意なファール等、トムHCのディフェンスを理解はできているはずなので、個人個人のバスケIQを高めるだけでも、もっともっとプレッシャーのかかるディフェンスが可能になると思います。

 

ここからは根本的な話と未来の話です。

 

日本の選手は国内リーグは実業団で日本人しかいない中でリーグ戦を行っています。その中でアメリカのブロックをくぐり抜けるオフェンスをするには、練習が必要なのに、日本人相手ではとても練習になるとは言えない高さです。その中でアメリカに挑んで行った選手は褒めるべきではありますが、にほんの国内リーグも本気でアメリカを倒すには外国人選手の参入やあるいはプロ化などを考えなければいけない段階なのかもしれません。

 

日本のバスケットボールの特徴を思い返してみると、1on1よりかはチームで1on0を作る。言い換えるとフリーで打たせる。そんなにフィジカルコンタクトをしなくても決まるようなバスケ。むしろ身長差で勝てないがためにコンタクトを避けてきたのかもしれません。

しかし今の高校生は小中学生時代にマンツーマンディフェンスルールが適応されコンタクトされても決めきるという時を切り抜けてきた最初の世代であります。

現在行われているU19女子ワールドカップでも3Pの強さは日本らしさがしっかりと出ています。今後を背負う代表世代はしっかりと育成されています。

さらに今大会怪我で出場を逃した渡嘉敷来夢選手もいます。

 

パリ大会ではさらなる期待とニュースター誕生が見られるかもしれません。

 

今後必見です。

 

 

 

 

東京オリンピック2020 バスケットボール女子 3位決定戦 セルビア対フランス

初めまして。

先日の日本女子バスケットボールの歴史的快挙は非常に興奮しましたね。

そんな歴史的快挙から一夜明け女子の3位決定戦が行われました。

記念すべき第一回目の投稿は日本代表ではなくフランスとセルビアの試合を評価していきたいと思います。

 

セルビア対フランス

76-91

結果:フランス 勝利 銅メダル獲得

 

勝因としては第一に3Pの成功率でしょう。

フランスは日本戦で7/24の29%

スリーポイントが売りの日本より2本多く打っているはずが

確率が上がらなかった。まぁ日本のディフェンスが良かったのでしょう。(フリーも何本かあった気がするが・・・)

 

一方セルビア

3P成功率 14/27 52%

非常に気持ちよく打てていたシーンがいくつあったし、フランスは3Pが決まるとしっかりと自分たちの勢いを作ることに成功していました。

 

対してセルビア

3P成功率 5/18 28%

打っている数がフランスに比べ少なかった。

むしろ3Pをフランスが打たせないディフェンスをしていたと感じた。

 

オフェンス面に関して

基本的にセルビアは1on1 2on2 の簡易的で個々の能力を重視した攻め方をしていったため、2on2でフランスに止められた後に1on1で強引に攻めるしかなくなってしまったのが終盤になればなるほど見受けれた。特に#12の選手はほかに比べ極端に2Pの数が多く攻め手が偏ってしまったことが分かるが、ゲームハイの24得点は能力の高さがうかがえた。

 

一方フランスは3on3を基本としカバーに出てきたディフェンスを見てパスを回す。またはスクリーンを使ってしっかりとミスマッチを作りゴールにアタックする。個人技というよりチームで攻めているように感じた。このことはスタッツにも表れており、2桁得点が7人と非常にバランスよく全員で攻めれたのかなと思った。

 

ディフェンス面に関して

セルビアはスイッチやファイトオーバー、ダブルチーム、プレスと様々なことをやってはきているが基本的に中途半端な感じがした。サイズがあるので走れないのにも関わらずダブルチームに行ったがために展開されて結局3P。調子がいいフランスにとってはボーナスポイントでした。カバーの後をどうするのか中途半端になっていた部分もあった。

 

フランスは日本戦でもそうであったが、あえてミスマッチを作りに行くディフェンス。

というのもガードに対してミスマッチが起きるとすかさずオフボールでミスマッチを解消する。さらに展開されると最初のガードのミスマッチも解消している。このミスマッチから解消までの時間が短いことが3on3の少ないセルビアの息の根を止めることができたと感じた。

 

以上私の評価です。

 

余談ですが、フランスの#23は私が非常に興味を持った選手で、日本戦で三好にアンスポーツマンライクファールをしましたがその映像を見て、やる気が失せたからやってしまったんだなと感じましたが、セルビア戦でもフルスイングのファールをしてきてました。彼女にはしょうがないファールや微妙なファールはありません。10人いたら10人ファールというようなファールで顔はやる気ない。非常に面白い選手だなと思ってみていました。